IchigoJam 公開時はユニバーサル基板にパーツを半田付けしたものでした。
それから 3 ヶ月でプリント基板を公開しています。
このプリント基板を イチゴジャム レシピ では「IchigoJam 初代プリント基板」と区別表記しています。
現在 IchigoJam は PCN と IchigoJam 販売店 による IchigoJam 以外に
他の団体・企業・学校・個人などが開発・公開している IchigoJam 互換機が存在します。
IchigoJam 互換機 が種類が増えてきて 1 ページで紹介しきれなくなってきましたので、
別ページ IchigoJam/互換機 に分けました。
このページでは現在 PCN と IchigoJam 販売店で扱う IchigoJam プリント基板などについて扱っています。
国野亘さんがパーツの違いを中心に表一覧でまとめてあります。具体的なパーツでの確認はこちらもご参照下さい。
当初は開発者 福野 さん個人より IchigoJam 初代プリント基板が公開されましたが、
数ヶ月で PCN の販売へ切り替わっています。現在 PCN 販売部門は ナチュラルスタイル が行っています。
毎年 6~8 月の夏期間中に新しいプリント基板が公開・発売開始されています。
これ以外にパーツの付け外しができるブレッドボード版も発売されています。以前はビスケットボード版もありました。
現在 IchigoJam はネットの他、電子部品を扱うところを中心に全国の実店舗で販売されるようになってきました。
購入する - IchigoJam 公式 でいくつか紹介されていますが、現在これ以外にも多くの店舗で扱いがあります。
(扱っている店舗がとても多くなり、公式サイトへ更新しきれなくなっているようです)
ネットショップとしては、IchigoJam のみの入手が目的であれば
プリント基板やファームウェアが最新になっている PCN から直接買うのがおすすめです。
定型外郵便での配送なので、送料も安値になっています。
他にも周辺機器などを一緒に買う用途があれば、他の IchigoJam 販売店 からでも良いでしょう。
ただし IchigoJam 販売店では入荷時点のファームウェアで、古いバージョンになっている可能性があります。
また 2018 年現在でも IchigoJam U を扱う販売店があります。
(IchigoJam 初代プリント基板はほぼ在庫がなくなっているようです)
IchigoJam の製品は基本的に PCN が直販または PCN から卸して販売を行っています。
(現在事実上 jig.jp と子会社 B Inc. は IchigoJam の製品を販売していません。ライセンスの発行など関係契約のみです)
ただし、自店舗のパーツを用いて独自に商品化したり、互換機として商品販売する動きがあります。
それ以外にも、例えば ヨドバシカメラ yodobashi.com も IchigoJam 各種商品を扱っていますが、
PCN から直接卸しているのではなく、書籍以外は 共立電子産業 および I-O DATA 経由で IchigoJam を扱っています。
下に記載の価格は PCN の販売価格で、多くの IchigoJam 販売店でも同じ価格で販売していますが、
一部正規 IchigoJam 販売店でも場所によって異なる価格で販売している場合があります。
しかし、価格に差がありすぎる業者の存在を確認しています。
これは正規販売店ではなく、別の販売店から入手して価格を上乗せして再販している業者と思われます。ご注意下さい。
2020年12月、PCN 新製品発表会 で IchigoJam R β 版 が発表されました。2021年1月に配送開始されています。
2021年12月、IchigoJam BASIC 1.5.0 公開と共に β 版が外された「IchigoJam R」となりました。基板は変更ありません。
中央のプロセッサ(CPU)IC が RISC-V チップ GD32VF103CBT6 に変更されました。これにより、次の機能が変更されました。
他にも機能追加があるかもしれません。随時追加します。
基板も変更が入っています。
PCN 本体価格 2420 円 (消費税込・税別価格 2200 円)
2021年4月に価格が改定されています。(IchigoJam S に同じ)
上写真は運営者が 2020年12月 に PCN から購入し 2021年1月 受け取った IchigoJam R 組み立て済完成品 です。(当時は β 版扱い)
2021年6月より IchigoLatte R β版 の販売が開始されていますが、IchigoLatte 専用基板ではなく、
IchigoJam R β版 に IchigoLatte ファームウェアを入れた商品となっています。
2021年12月、同様に β を外した「IchigoLatte R」となっています。基板は IchigoJam R のままです。
2021年12月より PCN で発売が開始されました。IchigoDake の RISC-V 版です。
IchigoDake 同様に IchigoIgai、IchigoJacket、IchigoHyhook へ接続できます。
更にパソコン向けの USB-A 端子が付いていて、パソコンに差し込んでの使用も可能です。
パソコン USB 端子接続時は CH340E チップを使用し、USB-シリアルモジュール 同様のシリアル接続となります。
上写真は運営者が 2021年12月 に PCN から購入し 2022年1月 受け取った GIGA IchigoDake 組み立て済完成品 と、
IchigoDyhook に接続して電源を入れた状態です。(IchigoDyhook は別売)
なお、2022年4月に RL78 を採用した GIGA IchigoDake LE が発表されています。発売後に情報を追加します。
2023年7月より PCN で発売が開始されました。IchigoJam S の後継で LPC1114 を採用します。
IchigoJam S との変更は電源の接続端子が USB Type-C を採用しているところです。
2018年7月より IchigoJam S(圧電サウンダ別)が販売されていました。
公開上 S の省略形は定められず、U、T と続いたので、その前のアルファベット S にした、という経緯だそうです。
IchigoJam T の改良版で、先行公開されていた IchigoJam - jig.jp 15th anniversary edition と同じ基板配置になっています。
Yuichi Matta さんの投稿 | Facebook グループ IchigoJam-FAN 内 - Matta さん(松田さん)は PCN 代表・na-s.jp 社長です。
女優さんもIchigoJamはんだづけ! 光るアイスのプログラミングと録画できるデジタルメガネ - Innovative Tomorrow | 福野泰介の一日一創
150枚限定、IchigoJam - jig.jp 15th anniversary edition | 福野泰介の一日一創
PCN では 2019年2月5日 より圧電サウンダが付いた基板に変更されました。IchigoJam S の名称に変更ありません。
完成品は圧電サウンダが付いた状態での販売となります。今後 IchigoJam 販売店でも順次変更されます。
ネット上では圧電サウンダの有無に関係なく「IchigoJam S」となっています。特に PCN 以外でご購入の際はご注意下さい。
こどもIoTを実現する、こどもパソコン『IchigoJam』ver 1.3 をB Inc.がリリース ~さくらインターネットの『sakura.io』を利用した通信用コマンドを標準搭載~ | B Inc. プレスリリース - 完成品表面が公開されました(2019年1月25日)
Yuichi Matta さんの投稿 | Facebook - 基板の写真が公開されました(2019年1月9日)
IchigoJam T からの変更点は次のとおりです。
更に圧電サウンダ付(2019年2月より)は次の点が変更されています。
下写真完成品のネジ&スペーサーは別売りとなります。
jig.jp 15th anniversary edition 基板
IchigoJam S (圧電サウンダ別)
IchigoJam S (圧電サウンダ付)
販売構成は IchigoJam T と同じです。
IchigoJam U 以前の半田付けを行って組み立てる「プリント基板キット」は、
IchigoJam T 以降では半田付けが難しい CPU だけ予め半田付けされた「プリント基板ハーフキット」が相当となります。
CPU の半田付けがない分、半田付け作業時間は短くなります。
下写真は運営者が 2019年2月 に PCN から購入した IchigoJam S(圧電サウンダー付)です。
発売当初は消費税 8% ですが、現在も多くの店舗で扱っているため、税込価格は税額 10% に変更してあります。
CPU は半田付け済みです。他の部品をはんだ付けしていきます。
PCN 本体価格 2145 円 (消費税込・税別価格 1950 円)
2021年4月1日 価格が改定されています。
半田付け済みですぐ使えます。
PCN 本体価格 2420 円 (消費税込・税別価格 2200 円)
2021年4月1日 価格が改定されています。
LPC1114FDH28 を含めた半田付けを必要とします。
PCN 本体価格 1870 円(消費税込・税別価格 1700 円)
2021年4月1日 価格が改定されています。
LPC1114FDH28 の半田付けは難易度が高いため、
通常は プリント基板完全キット の購入をおすすめしません。
プリント基板完全キット の販売は
2018年7月は Assemblage のみ販売していましたが、
2018月8月より PCN のサイト販売を開始しています。
2018年8月、yum 事 松田さん(PCN 代表・na-s.jp 社長)より
IchigoJam S のガーバーデータとBOM リストが公開されました。
これにより、IchigoJam S の基板を独自に生成したり、
このデータを元に互換機の生成を行えます。
右画像は Online Gerber Viewer を用いて表示しています。
BOM リストのパーツは一例であり、
実際に採用しているパーツとは限りません。
例えば BOM リストでの 3 端子レギュレータは HT7333 ですが、
実際に採用されているのは ME6209 です。
配布を行う場合は有償・無償問わず IchigoJam ライセンスが必要です。
公式サイト のお問い合わせ先へお問い合わせ下さい。
BASIC・JavaScript と PanCake の 2 CPU が 1 基板になっています。
更に CPU は IchigoJam・IchigoCake・PanCake プリント基板より大容量で、
ファームウェアも IchigoCake 対応のバージョンになっています。(IchigoCake BASIC など)
IchigoCake JavaScript は 2017年12月、IchigoCake BASIC は2019年4月発売開始です。
BASIC・JavaScript で基板は全く同じです。JavaScript が先行したので、IchigoLatte と同じ黒基板になっています。
IchigoJam BASIC+PanCake・IchigoLatte*PanCake と比べて、次の特徴があります。
一方、IchigoCake BASIC では仮想メモリが IchigoJam BASIC と異なるところがあるため、
IchigoJam BASIC 向けのプログラムでは一部修正を要するプログラムが存在します。
下写真は運営者が 2019年4月 秋月電子通商 から購入した IchigoCake 組み立てキット です。2019年4月より発売しています。
一部のパーツをはんだ付けして、ファームウェアが入っていない状態なので、その分価格が安くなっています。
IchigoCake 組み立てキット(未プログラム)| 秋月電子通商
はんだ付けは比較的容易ですが、こちらを入手する場合、次の点にご注意下さい。
PCN より 2017年4月 に限定販売後、反応により 2017年6月 より量産販売されました。
2017年4月の限定販売時、IchigoDake は BASIC(ファームウェア IchigoJam BASIC)のみで
面実装タイプの抵抗・コンデンサ・LED が採用された完成品でしたが、
量産販売版は半田付けを行うハーフキットになっています。そのため IchigoDake は基板・パーツが異なります。
量産販売版の IchigoDake は BASIC・JavaScript・IchigonQuest があます。
ファームウェアとして BASIC は IchigoJam BASIC、JavaScript は IchigoLatte を含みます。
基板の構造・端子は共通しているので、IchigoDake を交換する事で OS を変更して使用できます。
IchigoDake は CPU・LED・ボタン など、IchigoIgai には電源スイッチ、圧電サウンダ、各端子と分割されていて、
IchigoIgai は教室や自宅に置き、IchigoDake は持ち歩く事を想定しています。
IchigoIgai の隅 4 ヶ所の穴は他の IchigoJam・IchigoLatte プリント基板同様にスペーサーなどで足を付けるための穴ですが、
IchigoIgai で LED とボタンの間にある穴は付属のヒモを通すための穴になります。(ヒモは首にかけるなど)
IchigoDake と IchigoIgai を接続した状態は IchigoJam T・S+圧電サウンダ
または IchigoLatte プリント基板+圧電サウンダ と同等になります。
(IchigonQuest は単体プリント基板が発売されていません)
ただし IchigoDake の周辺 14 ピン×2 は CPU 直結ですが、ピンソケットは含まれていません。
そのため、BASIC・JavaScript・IchigonQuest のプログラミングが通常の使用方法となるでしょう。
EEPROM は IchigoIgai 側にある 5 ピンのピンソケットから接続する事が可能です。
(IchigoJam S・T および IchigoLatte プリント基板 の CN5 に同じ)
ピンソケットを付けた場合、ピンの幅は IchigoJam S・T・U および IchigoLatte プリント基板と同じなので、
その規格に合わせた周辺機器(例えば PanCake プリント基板)を使用する事ができます。
IchigoDake と IchigoIgai を接続している USB 端子 4 ピン×2 は、上から見て、次の並びとなっています。
IchigoIgai の代わりに DakeJacket や IchigoDyhook の場合でも共通です。
IchigoIgai など | |||||||||||
● | KBD2 | SCL | SDA | VIDEO | KBD1 | SOUND | VCC | GND | ● | ||
IchigoDake |
※ SCL = EX1 ※ SDA = IN3 ※ VCC = 3.3V
※ VIDEO = VIDEO1 と VIDEO2 が抵抗を経由して合わされたビデオ信号。ヒデオ端子の一部分。
上下を裏返して差す事ができてしまいますが、逆側にピンはないので、電源を入れても動作しません。
下の画像は運営者が2017年6月に PCN から購入した
量産販売時の IchigoDake BASIC(IchigoJam BASIC 入り)と IchigoIgai です。
2018年4月より、IchigoJam 向けのボード・周辺機器を使用できる DakeJacket が発売されています。
これを使用して IchigoJam S・IchigoLatte プリント基板 同等に使用する事が可能です。
ただし、DakeJacket には電源 USB 端子がありません。公式では MixJuice などからの電源供給を想定しています。
運営者は USB-シリアルモジュールから +5V を接続して正常動作を確認できています。もちろんパソコンとの送受も可能です。
なお、IchigoDake は 2018年4月販売分より、DakeJacket 対応版 のファームウェアが入っています。
バージョンに D が付きます。バージョンアップは IchigoDake 公式サイトからファームウェアを入手し更新して下さい。
ファームウェアの更新は USB-シリアル を IchigoDake へ直接接続する必要があります。DakeJacket の端子は使えません。
下の写真は運営者が 2018年4月に PCN から購入した DakeJacket とほぼ同時期に発売された IchigoDake IchigonQuest です。
(ネジ部分は付属していません)
2019年12月より I・O DATA から IchigoDyhook が発売されています。PCN との共同開発です。
PCN では元々段ボールケースに入った IchigoDake & IchigoIgai スクールセットを販売していて、
じれを耐久性あるプラスチックケースでまとめた商品になります。
液晶ディスプレイと英語キーボードを備え、IchigoDake を接続して使用します。
電源は 単3電池✕4本 または microUSB を使用できます。電源 microUSB 端子は IchigoDake 端子の奥です。
IchigoDyhook の基板に圧電サウンダがあるため、音が鳴ります。
IchigoDyhook で BASIC を使用する場合、IchigoJam BASIC 1.4.1D 以降に更新して下さい。
旧バージョンだと液晶ディスプレイにちらつきが発生する場合があります。
DakeJacket を使わない場合はオリジナル版も使用できます。IchigoJam BASIC 1.4b15 以降で対応しています。
また、英語キーボードなので、BASIC・JavaScript では英語キーボード版のファームウェアへ更新して下さい。
キーボードは印字されているとおりに Fn キー操作も有効です。本当に IchigoJam 向けの印字になっています。
キー操作なしで 3~4 分放置するとディスプレイが非表示になります。(省電力モード)
この時でも IchigoDake は動作しつづけています。キーを押して表示します。
IchigoDyhook には IchigoIgai や DakeJacket のような 5 ピンのピンソケットが存在しません。
USB-シリアル以外に EEPROM の接続も IchigoDake へ接続する必要があります。
以下は運営者が 2020年2月 に PCN の予約で購入した IchigoDyhook です。
IchigoDake、電池、机は付属していません。緑色のバックは付属しています。(学校などへの持ち運び向けとして)
2016年7月より PCN で発売開始されました。 その前から IchigoJam 開発者 福野 さんがブログを中心に公開されていました。
「T」は Triple からきています。英語・ギリシャ語・ラテン語で「3」を意味する接頭辞、3 代目の IchigoJam プリント基板です。
2016年7月20日より PCN で 組み立て済完成品 が最初に発売されています。(IchigoJam U に代わって販売開始)
2018年7月11日 IchigoJam S の販売開始と共に生産が終了されています。
上記のとおり2017年から IchigoDake・IchigoIgai が販売されていますが、IchigoJam T も継続販売されていたため、
唯一 PCN から 2 年間販売されていた IchigoJam プリント基板となります。
PCN 直販の Web サイトでは販売が終了していますが、
他の IchigoJam 販売店ではまだ在庫があり、しばらくは IchigoJam T も入手できると思われます。
もちろん IchigoJam BASIC を最新版へ更新したり、他の OS へ変更する事も可能です。
IchigoJam S との違いは次のとおりです。IchigoJam S は IchigoJam T の改良版なので、違いは少ないです。
IchigoJam U との違いは次のとおりです。
IchigoJam U までに採用されていた LPC1114FN28 の入手が困難となっているため、
対策として相当品でサイズの異なる LPC1114FDH28 対応しています。これがプリント基板を更新した一番の理由でしょう。
通常基板に LPC1114FDH28 が半田付けされた状態となるため、交換は行えなくなりました。
Twitter @yrm__ さん (Yuichi Ray Matta さん) の投稿より
自分で作って学べるコンピューター「IchigoJam」の新プリント基板、小型CPU「LPC1114FDH28」にも対応予定 | 福野泰介の一日一創
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2016年4月に公開された試作版。IchigoJam T の基板とは一部配置・印刷が異なります。
BASIC、自分でつくる、IoT! 新しいIchigoJam クラウドEXPOにて先行紹介 | 福野泰介の一日一創
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2016年5月公開に商品化された基板が登場。IchigoJam T は販売開始前から公開されていました。
プレスリリース | jig.jp - aitendo との共同開発である事が紹介されています。
IC ソケットは半田付けせず、四つ角のピンを曲げて使用します。その上にピン配置ラベルを貼ります。
基板にも表記があるので、IC ソケットとピン配置ラベルを付けずに使用可能です。
販売構成は次の通りになっています。IchigoJam S と共通です。
販売当時は消費税 8% ですが、まだ残っている店舗があるため、現在の税額 10% に変更してあります。
プリント基板ハーフキットは LPC1114FDH28 が半田付け済みの状態で販売され、他のパーツを半田付けします。
このハーフキットが IchigoJam T から半田付け向けのメイン商品へ変更されています。
プリント基板完全キットは LPC1114FDH28 も半田付けを要します。
LPC1114FDH28 の半田付けは難易度が高いため、通常は プリント基板完全キット の購入をおすすめしません。
下は運営者が PCN から 2016年8月に入手した IchigoJam T 組み立て済み完成品です。
(ネジ部分は付属していません)
aitendo は IchigoJam 互換機「ai.Jam-T」として同等基板を販売しています。
IchigoJam T は aitendo 共同開発という事もあり、
面実装版(ai.Jam SMD)ではない基板は ai.Jam ロゴと基板の色以外は IchigoJam T と全く同じ基板です。
IchigoJam/互換機 で詳細を記載しています。
2015年7月よりプリント基板「IchigoJam U」が PCN より公開・発売となっていました。
2016年7月で PCN での製造・販売が終わっています。他の IchigoJam 販売店でも残っているかもしれません。
なお、在庫を豊富に用意していた 秋月電子通商でも 2022年 までにハーフキットの在庫がなくなっています。
IchigoJam BASIC のバージョンは最新にして使用でき、他の OS を入れてもそのまま動作します。
PS/2 端子のキーボードを使用する場合は IchigoJam U を使用するメリットがありますが、
CN5 端子に EEPROM の割り当てがないため、EEPROM 関連を入手する際は注意を要します。
また LPC1114FN28 は現在品薄のため、これを単品で入手し、交換しての OS 切り替えは困難となりつつあります。
「U」は Universal からきています。ユニバーサル基板の間隔に合わせた基板にした事に由来しています。
IchigoJam U によって IchigoJam プリント基板の標準的な大きさと IC 周辺のピンソケット配置・位置が定まり、
PanCake や MixJuice など、上に重ねて使用する周辺機器が開発・販売されるようになります。
IchigoJam T・S との違いは次のとおりです。
IchigoJam 初代プリント基板との違いは次のとおりです。
組み立て済完成品は当初 IC ソケットがなく、直接半田付けされていましたが、
後に IC ソケット付になり、取り外し可能になっています。(IchigoLatte などの OS 変更を考慮したかもしれません)
それ以外のパーツは IchigoJam 初代プリント基板と異なり、発売当初から変化していません。
秋月電子通商 は独自に梱包されているらしく、外見の袋が異なっています。
IchigoJam U での販売構成は IchigoJam T・S と異なり、
半田付け向けは プリント基板キット がメイン商品となっています。
これに一部のパーツが半田付けされ、半田付け作業・時間が少なくなり プリント基板ハーフキット が後に追加されています。
下は運営者が実際に PCN から 2015年7月(キット・完成品)および
2016年5月(ハーフキット・基板のみ)に直接入手した時の IchigoJam U です。
発売当時は消費税 8% ですが、現在も扱っているところがあるため、現在の税額 10% に変更してあります。
PCN 本体価格 1500 円 (消費税別・現在の税込価格 1650 円)
PCN 本体価格 2000 円 (消費税別・現在の税込価格 2200 円)
PCN 本体価格 1750 円 (消費税別・税込価格 1925 円)
2014年から販売が行われていた IchigoJam 初代プリント基板 は PCN での在庫が 2015年秋 になくなりました。
現在は IchigoJam 販売店でも在庫がなくなり、入手困難になっているようです。
発売当初は福野さん個人が Web 上で販売・配布を行っています。後に PCN 販売となりました。
この頃の IchigoJam 販売店はまだ数えるほどしかありませんでした。秋月電子通商 での販売開始などで知名度を上げていきます。
入っているファームウェアのバージョンは 1.0.1 以前となっていますが、最新版への更新が可能です。
IchigoJam BASIC は最新版にしてもそのまま使えますが、IchigoLatte・IchigonQuest はクリスタルが別途必要になります。
従来基板は当時の「税込価格」で、若干価格が安くなります。外部クリスタルを付けて IchigoJam U 以降とほぼ同等にできます。
小学生OK! ハンダ付けして作るパソコン IchigoJam プリント基板β | 福野泰介の一日一創
IchigoJam U との違いは次のとおりです。
また、販売・入手時期によって使われているパーツが異なっていたり、
圧電サウンダ・IC ソケットの付属、LPC1114FN28 に付けるピン配置ラベルなどに違いがあります。
(音の出力および OUT5・6 の対応は IchigoJam BASIC 0.9.0、EEPROM 対応は IchigoJam BASIC 0.9.3 からです)
当初プリント基板キットでも LPC1114FN28 は直接基板に半田付けしていましたが、
上下を逆に半田付けしてしまう報告があり、対策としてプリント基板キットには IC ソケットが付属するようになりました。
下は運営者が実際に PCN から2015年1月(完成品)・3月(キット)に直接入手をしていた時の IchigoJam です。
プリント基板キットの透明ケースは一時期採用され、組み立て済み完成品と同じ袋での販売もあります。
秋月電子通商は独自に梱包されているらしく、外観の袋も異なっていました。(IchigoJam U に同じ)
本体価格 1500 円(税込価格・当時は消費税 8% で税抜 1389 円)
本体価格 2000 円(税込価格・当時は消費税 8% で税抜 1852 円)
PCN で扱う IchigoJam としては上記以外にはんだ付け不要で組み立てできる ブレッドボード版、
キーボードやケーブル、ケースも一緒にした IchigoJam Get Started Set が一部 IchigoJam 販売店でも発売されている事があります。
IchigoJam 公式サイト や PCN を確認してみて下さい。
また、IchigoJam の色違い・基板違い・パーツ違いなど、少し異なる IchigoJam も配布・販売されています。
IchigoJam/互換機 でまとめています。
2014/04/12(公開から 11 日後)の記事で汎用の基板で動作させている写真があるのですが、
現在のプリント基板の位置がほぼそのままになっている事がわかります。
IchigoJam BASICリファレンス / 商店街のおまつりで体験会 | 福野泰介の一日一創
右側からキーボードの入力を得て、LPC1114 で処理し、左側のビデオや LED へ出力するイメージになっています。
SkyBerryJAM は 栃木県立栃木工業高等学校 が管理する登録商標であり、
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